認めてもらいたい

よく、こんなご相談を受けます。「私は、会社で、今まで人一倍働き、会社の利益になるように

努めてきました。それなのに、今の上司は、私の事を認めてくれないのです。転職した方がいいので

しょうか？」　皆さんは、認められる・・・ということに対して、どのようにお考えでしょうか？

認められたい…、確かに、誰もが思います。

人生でみると、先ず、親にみとめられたい。家族に認められたい。友達に認めてもらいたい。

先生に認めてもらいたい。恋人に認められたい。上司に認められたい。社会にみとめられたい。

この思考のどれもが、自分の以外の誰か、つまり自分の外に自己判断する基準を置いています。

この考え方ですと、自分がどんどん、社会というネットワークに持って行かれてしまいます。

それで、いざ、自分を取り戻そうと思った時に、私って何だったの⁇　認めてもらいと思い続けて

今まで努力してきたけれども、一体自分には、何が残ったのだろう？

今まで費やした時間は何だったのだろうという疑問にぶち当たります。

認められたいという思いは、当然、自我という欲求に起因するものではありますが、自分を信じら

れない、自分が分からないという状態➡だから、あなたがわっかてよ・・という他人任せな状態

です。他人任せである以上、自分の事が増々わかりません。

でも、潜在的には、まだ駄目だということが、わかっています。だから苦しいのです。

自分には嘘をつけません。どんなにごまかそうが、取り繕って外見を整えても、自分が自分を認めら

れない限り、満足出来ない限り、いつも不安がついて回りますし、他人にすぐ確認したくなります。

「私を認めて!!私を分かって!!私を愛して!!」でも、期待する反応が、相手から帰っては来ません。

落ち込んだり、イライラしたり、すねたり、あきらめたり・・・・

では、どうすれば自分を認められるのか？アピールすることなく、勝手に相手が認めてくれるのか？

必要とされるのか？これから向かう方向性が見えるのか？満たされるのか？

これは、お一人お一人の今の状況と、持ち合わせている思考のパターン、身体の使い方、

どんな制限を与えられているのかによって変わってきます。

それを、見つけ出し、取り省くことによって変化が起こります。

ですが、自分の事はよく分からないものです。

なぜなら、気づかせないように、ベールがかけられているからです。

もうトラップに引っかかる必要はありません。

ご一緒に、トラップを見つけ出し、脱却して、自由になりまましょうね。

そのお手伝いをさせてくださいね。